WMV9
あんまり気にしてなかったんですけど、最近「このペースでTVキャプチャを続けていくと1年以内にHDDが食いつぶされる」事に気がつきまして、手遅れになる前に何とかしようと今日は新しいストック方法を考えとりました。無かったら無いできっと見ようともしないに違いないのに、キャプチャするとつい残しておきたくなるのは性格ですから仕方がありません。
食いつぶされそうになってるHDDってのは容量が60GBくらいしか無いので、今時の250GBクラスのものに換装すれば解決するし、HDDの進歩の方が速いので、いっぱいになったら買い換えを繰り返せば永遠に今の生活を続けることも可能は可能だったのですけれどね。
1年以内にTB級のリムーバブルメディアが登場する気配はありませんし、OS載せ替えたり、バックアップが必要なときにDVD-Rに移すとなると数十GB程度の容量のままで居てくれた方が都合が良いです。
というより、今となってはHDDのデータをリムーバブルメディアに待避するという使い方自体、崩壊寸前な気がします。やっぱりこれからのバックアップはNASとかRAIDとかでしょうかねぇ?
で、今まで一体どうやって保存してきたかといいますと、MPEG2の3Mbpsで貯めてきたんです。今時MPEG2?
とお思いの方もいらっしゃると思います。DivXに代表されるMPEG4系のコーデックは
- 規格が乱立していてマイナーバージョンアップが頻繁に起こるからあまり手を出したくない。
- AVIコンテナがそもそも嫌い。
とかの理由で、今日まで使ってなかったんです。そのMPEG2でなんとか画質を保てそうなのが3Mbpsのラインだったので、そういうことに。
で、今日から何を使おうかという話になるんですけれど、やっぱりAVIコンテナは嫌いなので、DivXなんかは考慮にいれない。設計が古くなっちゃってる感じも否めませんしね。
将来性から行けばH.264/AVCかなーと思って、午前中はずっとこれについて調べてました。だけど、どーもまだ使い勝手が悪いみたい。地デジ放送のフォーマットになったり、PSPやiPodが対応してたりと、普及の土台はいい線行ってると思うんだけど…。適当なフロントエンドが手に入らず、切ったり貼ったりするのが大変そうだったので、残念だけど不採用に。
AVIダメ、H.264ダメとなるとあとはRealとかQuickTimeとかWMVとか、それくらいしか残りません。結局、HDDVDがWMV9をサポートするらしいと聞いたので、WMVにしました。殆ど消去法です。
ここまで決まったのが3時くらいの話。WMV9とH.264はいい勝負なんだけど、ソースをアニメに限定すればH.264の圧勝っぽいとか、いろいろ凹む要素はありましたけど、しばらく設定追い込んでなんとか9時くらいにはまとまりました。
ビットレートは2クール26話をDVD-Rに納められる程度、ということで768kbpsにセット。元が3Mbpsなのでかなりコンパクトです。画質もまずまず、見れる程度にまとまったので、とりあえず満足。WMV9 704kbps(映像)のサンプル。上下の帯との境界が怪しいけど、概ね良好なんじゃないかと思います。
なんか今日はとてもいい仕事をした気分…なのだけれど、実際にはエンコードのことしか頭になかったので、何の仕事もしていないというGWのだらけっぷり。
その後の話: 調整中、ヒストグラムを眺めていたら、ソース画像の白が白じゃない(R:G:B = 226:226:226 と、若干暗い)ことが判明したので、現在はキャプチャ側の設定を調整中。
投稿者 | CASPAR003 |
投稿時刻 | 23:13 |
カテゴリー | 雑記 |
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