無断リンク禁止論についての見解
昨晩は、記事を書こうと思って画面に向かってみたら、突然震えが襲ってきて止まらなくなってしまったので、そのまま寝てました。CASPAR003です、こんばんは。12h近く寝れたので疲れてたのかも。
さて、はてなブックマーク方面では無断リンク禁止論者とそれを嫌う人(=リンクはそもそも無断で行うものであり、制限されるべきではないと主張する人。)の争いが起こっているらしいです。今回のことについて詳しい経緯は知りませんが、この手の話題は今に始まったコトじゃない。ここでは前者を無断リンク禁止論者、後者を無断リンク禁止ヘイト論者とでも呼ぶことにして、この話題について少し放れてみようかと思います。ちなみに「無断リンク」というのは言葉どおり断りなくそのサイトにリンクすることに加え、サイト管理者が指定したページ(indexなど)以外のページにリンクを張ること(=ディープリンク)も含めます。というか後者がメインっぽい主張になっているかも。
基本的に私は無断リンク禁止ヘイト論者寄りの人。トラックバック論の時もそうだったけれど、こういった言及の「する・しない」といった問題については粛々とやることだけやって、気が向いたら相手に「言及しましたよ」と教えてあげることにしよう、と考えます。
こういった考え方の人にとって、無断リンク禁止論者の主張は。本のカバーに「この本は必ず1ページ目から目を通してください。とばして読んだり、途中のページだけを参照してはなりません。」
と書いてあるのと同じくらい違和感がある。というか殆ど同じコトだと思っているのです。そんなこと言われても、現実に黙って途中のページから参照することは可能だし、禁止されたら不便じゃないか。何の権限があってそんな文言をわざわざ付けるのか。と言いたくなる気持ちも少しはわかってもらえれば幸いです。
一方で無断リンク禁止論者の「Webサイトって個人の家とか部屋のようなものでしょ?リンクをしたら主人である私に一言あってもいいんじゃない?来てくれた人には「ようこそ」って言ってあげたいし、素敵な絵でおもてなししたい気持ちをどうしてわかってくれないの。そもそも玄関(indexページ)から入ってこないなんて失礼じゃないのさ。」
という気持ちも、全くわからないではありません。
こういう人に対して「法的に禁止ではない以上、開いている窓から入ったって文句は言えないでしょ?」
と言うのは酷です。結局、作者が「無断リンクはイヤ!」
と言っているのに、わざわざ無断リンクする必要もないのではないか。というあたりで私の意見は落ち着きます。どうしてもリンクしなければ立ちゆかないという状況はそれほど多くない。それに、無断リンク禁止派と闘う理由を問い直すで徳保さんも仰っているけれど、法的に無断リンクを禁止する根拠はないのだから、必要となればいつでも(無断で)リンクできるんだというだけで満足するべきではないですか。それ以上は対人関係の問題。わざわざ無断リンクを嫌がる人を面白がってつつく方もつつく方です。
嫌がる方も、マナーは強制できませんから、あまり禁止禁止と言わずに「筆者からのお願い」という形式をとるとカドが立たなくてよろしいかと思います。もちろん全員が全員従うわけではないので、不満は残るでしょうけれど。
投稿者 | CASPAR003 |
投稿時刻 | 21:54 |
カテゴリー | 主張 |
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記事へのリンク | http://www.caspar003.info/delta/archive/2006/10/20/2154.html |
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