故郷の自慢話
東京の人に「東京の電車ってちょっと雪降ったくらいですぐ止まるよねー」
とか言うと嫌がられるそうです。私も東京の人に「北海道の人って電車乗るの下手だわ」
って言われて嫌な思いをしたことがあります。というか今日しました。
確かに北海道の人は電車の入り口付近で立ち止まって動かない人多いし、自動改札の前で後ろがつかえてるのに立ち止まるおばちゃんとかいるし、下手と言われると下手です。でも、東京ほど人であふれかえっていないのでそういったトラブルがクリティカルな問題を引き起こさないから改善も必須じゃない。迷惑には違いないのでなくなっては欲しいですけれどね。
北海道には北海道なりの落としどころってのがあって、落ち着くところに落ち着いてるんです。
私は、都市化が進んでいる方が何かと便利だとは思いますし、私自身都市に対する憧れってありますけれど、だからといって人の生き方とか社会のシステムに上下はないと思うんです。
本当に優れているところもないわけではないけれど、故郷へのプライドの手にかかると、どうでも良いことまで自慢話になっちゃうものでして。“人が多い”とか。人なんか少ないに超したことないじゃないですか。という率直な意見に「これだから田舎者は…」
という顔をされたり。
結構前に東京の人とお会いする機会があったときに、私が「私は札幌中心街の人混みでも多いなーって感じますけど、この間横浜行ったらびっくりしましたねー」
と言ったら、相手の方が「そうですね、札幌来て意外と落ち着いてるなーとは私も思いました。」
と言ってたのが印象に残っています。巧みに言葉を選んで角が立たないように。意識的に言葉を選んだのかどうかは定かではありませんが、こーいう人になりたいなーと思った一言。
投稿者 | CASPAR003 |
投稿時刻 | 22:22 |
カテゴリー | 雑記 |
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記事へのリンク | https://www.caspar003.info/delta/archive/2007/03/20/2222.html |
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