アニメに特化したコーデックの開発?
DCT は比較的多くの計算コストを必要とし,また,色の境界など急激な変化をする場所 ( つまりは波の性質を持たない所 ) ではノイズを発生させてしまう.
(中略)
本提案では,その対策として, DCT 等の周波数変換を行なわず,実空間状のまま扱う方法,すなわち DPCM 系と,フラクタル系を融合させた方法を利用する.(中略)これらの方法は,波的な性質を示さない人工画に対して特に有効であり,ノイズが視認レベル以下の超低損失領域において性能を発揮する. DPCM 系の圧縮でもあるので,計算量も抑えられる.また,従来の動き補償などは元々実空間上での処理であるため,これらの方法とは整合性が良い.
期待できる効果として,アニメーションのような人工画に対しては,従来以上の圧縮率を持ったままノイズなしに近い動画再生を可能にする,特別なハードを追加しない PC やゲーム機など,計算能力の低いハードにおいてもフルレートでのハイビジョン再生を可能にするなどが挙げられる.
確かに、ありそうなのになかった発想かもしれない。
投稿者 | CASPAR003 |
投稿時刻 | 23:42 |
カテゴリー | 雑記 |
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記事へのリンク | http://www.caspar003.info/delta/archive/2007/12/13/2342.html |
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