宗教的CSS書きが葛藤した話
CSS書いててやはり困るのはブラウザ毎に動作が異なるというシチュエーション。
趣味で書いている場合は、多少の違いは許容してしまう。多少表示がずれたって致命的な問題は起こらないし、シンプルで汎用性の高いCSSを維持する方を優先したいから。
ところが、自分はただのコーダーで、デザイナーが別にいる場合はそうも言っていられない。
例えば、ヘッダ・コンテンツ・フッタというページ構成で、コンテンツのみ2カラムという構成を書いていたとして、というか書いてるんだけど。「2カラム部分のfloatをどうしてもclearしたい」という場合どうしようか。
後続ブロックでクリアするのがエレガントでない場合は適当にhr要素などの区切りを入れてclearするのが無難なやりかただと思う。
ところがhr要素にはIEで高さを20px以下にできないバグ(?)があって、いかに visibility: hidden; で隠そうにも20pxの空白が残ってしまう。そして、デザイン上この空白はない方が良い。困った。div要素かなんかで代用すればこんな問題簡単に解決できるのにね。使っちゃおうか、div。文法違反してないじゃん。内容のない空のdivならCSSのない環境でも改行にしか見えないから十分区切りとして機能できるよ。
宗教的に今まで100点だった物が99点になるのは惜しかったんだけど、これで丸く収まるなら良いかな、という妥協をした。明らかな文法違反だったら説得もしたかもしれないけれど、この場合殆ど好みの問題であって、現実的に無理なく可能なことを(俺の好きな方法ではないからという理由で)我慢しろと要求するのはいただけないなと思った。
投稿者 | CASPAR003 |
投稿時刻 | 23:06 |
カテゴリー | 雑記 |
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記事へのリンク | http://www.caspar003.info/delta/archive/2008/04/26/2306.html |
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