芸術的な料理の世界
洞爺湖サミット関連のニュースで「各国首脳には地元北海道の食材をふんだんに使った料理がふるまわれます」
とか言っているのを見た。
ウニをペースト状にしてパンに塗ったサンドイッチとか、主成分はカニみそだというココアみたいに茶褐色のスープとかが出てた。
そんな高いもん食ったことないながら「そのまま食った方が美味そうなのに…」
とか思って見ていた。
なんでも、1年前から一流のシェフが集って考え抜いたメニューなんだとか。
僕らも学校の設計課題で「住宅メーカーの家を作ってるんじゃないんだからもっと自由にやってもいいんじゃない」
みたいなアドバイスをよくもらう。「定まった寸法で、よくある感じの部屋を作っても面白くないでしょ」
って。そういうアドバイスを受けて、学生はみな、壁をくねくね曲線にしてみたり、常識はずれに巨大なスカイデッキを設計してみたりするわけ。それに似てる気がした。
さんざんいじり倒した挙げ句、素材を生かしました。とか言っても、それはもはやこじつけの域に突入してたりするんじゃないかと。
そういうのはやっぱり好きになれないな。もちろんそういう試行錯誤のなかから、確かによい物が生まれることがあるのは知っているし、実際に今回洞爺湖でふるまわれた料理も美味いんだろうけれども。
突出したアイディアで勝負するんじゃなくて、なんかもうちょっとこう、、アイディアよりも技術が光る作品を作る人たちの方が好きだな、と思った。
MiniDiary
言い訳
2-3行言い切って終わろうと思って書き出したら、思いの外長くなって最初と最後で雰囲気が変わってしまった。
投稿者 | CASPAR003 |
投稿時刻 | 22:04 |
カテゴリー | 雑記 |
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記事へのリンク | http://www.caspar003.info/delta/archive/2008/07/07/2204.html |
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