116dpiの世界から見た未来
ディスプレイアダプタのdpi数をいじって文字がでかくなったのは良いけど、これって仕事に差し支えるんでない?ということに気がつきました。CASPAR003です、こんばんは。
理想を言えば、dpiが違うくらいで崩れるCSSなんか書くべきではないんだけど、文字の高さを意識した背景画像を設定するとか、これくらい幅を取っておけば改行が起こらないだろうみたいな推測で長さを決める事ってのが現実にあるわけで。文字の大きさとピクセル数の関係が崩れるとそういうところで綻びが出てくる。
自分のデザインではそうならないように見つめ直す良い機会なのでしばらくこれで行くつもりですが、あからさまに表示バグの報告が増えたりしたら考えないといけないなぁ。
しかし、モニタがプリンターと同じ300dpi程度の性能を持つようになったら、これはかなり大きな問題になるのではないでしょうか。
300dpiのモニタを、今と同じ96dpiの設定で使い続けようものなら目をこらさないと見えないような文字が画面に現れることになる。従って当然300dpiのモニターは300dpiの設定で使うことになるのだけれど、いずれにせよ今まで1024px*768pxで画面いっぱいに表示できていた絵がわずか8.7cm*6.5cmの領域に表示されることに違いはありません。これでは図が読み取れません。結局画像をピクセル単位で扱う文化がある以上、画面の精細化が進めばいずれwebやUIの設計に混乱が起きるでしょうね。
誰かが上手いこと違いを吸収する仕組みを考え出してくれるのでしょうか。それともモニタのドットピッチは永遠に96dpiに固定されてしまうなんてことも…無いとは言えないですね。
投稿者 | CASPAR003 |
投稿時刻 | 23:48 |
カテゴリー | 雑記 |
コメント | 0 件 |
トラックバック | 0 件 |
記事へのリンク | http://www.caspar003.info/delta/archive/2009/03/03/2348.html |
コメント
- 投稿者
トラックバック
- トラックバック