Shade10.5雑感
Shade10.5きましたね。事前告知にあった機能より、今日のアップデータの変更点の方がユーザーが喜びそうな変更多くないですか?いつもの雑感。
- image_objectにアルファ値を含めたピクセルの設定、取得ファンクションを追加
まだパフォーマンス計測していないから、実際に使えるのかどうかはわかりませんが、これが一番嬉しいです。光のシミュレーションをしようとする場合には、ピクセルにエネルギーを格納→現像処理とする方が自然なので一度入れたデータを取り出せるってのは結構大事です。自分でバッファ用意するよりだいぶん使い勝手が改善する気がします。
最近はスクリプトをいじってます。というか昨日まではノートで勉強してて、今日から書き始めました。スクリプト本を室蘭に置いてきてしまったことを少し後悔…。プラグイン本と2冊とも持ち歩くと重いしかさばるんだもの…。
- 環境設定にバウンディングボックスの色設定を追加
あのきっつい赤色から解放されました。
- 収差に波長を反映
素直におもしろそう。
- 大域照明フォトンマッピングにおいて(いろいろ)
いよいよまともなフォトンマップが来たか。最近僕の中ではパストレ+フォトンが熱いです。
ところで、オリジナルのフォトンマップのアイディアは確か回収するフォトンの目標数が決まっていて、それを達成するのに必要な収集半径をピクセルの明るさに反映させる方式だったはずです。なんでShadeが収集半径を決めてその中のフォトンの数を数える方式を採用したのか未だによくわかりません。そのせいで暗いところにぷちぷちとノイズが出たり、コースティクスのレンダリングにやたら時間がかかったりしている気がする。
投稿者 | CASPAR003 |
投稿時刻 | 22:11 |
カテゴリー | Shade |
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記事へのリンク | http://www.caspar003.info/delta/archive/2009/03/05/2211.html |
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