研究の話など
研究の話って何処までして良いのやら。CASPAR003です、こんばんは。
僕が個人ですることは僕の判断で話して構わないと思うんですが、先生のアイディアとかが含まれてる箇所もあるんで具体的なことはあまり話せないなぁ。具体的なこと書き始めると論文みたいになって逆に書きたい気持ちも殺がれてきますが。
んでも、研究の進み具合も生活には影響しているし、近況報告を研究なしには語りづらいところもあるのでたまに雰囲気が伝わるくらいの何かを書くかもしれません。半年くらいかけて研究してる人の気持ちとかを何となくお伝えする感じで、ちょくちょく書いていこうと思います。
今日はその概要とか。
今は、とある物理現象の起こり方を予測する式をいじっています。もとはポアソン方程式なので、単純な場合の解析解がある程度得られている上、複雑な問題も適当にモデルを作ってFEMに突っ込めば数値解を得るのもそれほど難しくないです。
通じなかった人向けに補足をしておくと、コンピュータにFEMという方法でやらせれば答えが出ない問題ではないということです。
しかしFEMを使うのは、大規模な計算を必要とする人にとっては計算時間などの量的な意味で使いにくく、小規模な計算をする人にとっては専門知識を要するという質的な意味で使いにくいものであり、使う人もあまり嬉しくありません。
そこで、もっと簡単な計算で似たような解が得られる式を用意できないか、というのがいまやっていることの概要です。“近似式”とか“略算法”とか言います。
今日はこの辺で。
研究カテゴリを作ろうかと思ったんですが、先述の通りあまり具体的な話をするつもりはないので読み物としてとりあえず雑記で行きます。
投稿者 | CASPAR003 |
投稿時刻 | 23:22 |
カテゴリー | 雑記 |
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記事へのリンク | http://www.caspar003.info/delta/archive/2009/08/02/2322.html |
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