他人を理解してあげられるようになりたい
- たぶん尖った気持ちをぶちまけ無いと潰れちゃうひとっていると思うんですよ -- まぬけづら
だいぶ今さらですが、心に響いた言葉。
世の中には、毎朝決まった時間に起きるのを辛いと思わない人がいるという事実は、みんな辛いけど我慢して起きているのだと思って諦めていた僕にとっては大きな衝撃でした。自分の感覚で他人を理解しようとすることの限界を感じたのです。
また、それとは別に、体はやたらと健康で、でも精神的な気疲れに悩まされている人が言った「私はこんなに辛く苦しんでいるのに、体だけは頑丈で、健康でいられるから、仕事を休む理由にもならない」
という悩みを聞いて、すぐに体調を崩す、体の弱い人だけが不幸なのではないということを思い知らされたことがありました。
そんな人たちと出会って、私は前者の例から、自分の感覚から来る辛いとか楽しいという感覚は、万人に共通ではないことを知り、後者の例からは、目に見える症状だけが苦しいのではないということ知ったのでした。
他人を理解して、その人のことを思って接するということは、自分の身体感覚を越えた理性とか知恵のレベルで行うべき事なのだという理解を得られたことは、僕の今までの短い人生の、一つの収穫であったように思います。
まぬけづらさんの言葉は、そのことを改めて実感させてくれました。今まさに目に見える不幸にある人だけではなく、そうしないと将来不幸になる人にまで目を向けることができなかったことを深く反省。「良いとか悪いとかではなく、理解してあげなさい」というお言葉に頭が上がらない気分。
ちなみに、先ほど話した朝すっきり起きれる人は私の父。精神的に追い込まれても体は健康な人は私の母です。なんとも不思議な両親です。
投稿者 | CASPAR003 |
投稿時刻 | 23:18 |
カテゴリー | 主張 |
コメント | 0 件 |
トラックバック | 0 件 |
記事へのリンク | http://www.caspar003.info/delta/archive/2010/04/15/2318.html |
コメント
- 投稿者
トラックバック
- トラックバック