再帰的に語る
論文の発表会で,「発表された論文は参考文献の参照がおかしいのではないか」という議論になっている場面に出くわしました.参照・被参照の関係が時系列的に矛盾してやいないかという議論.
そんな議論を聞いているうちに,例えばAという論文の中でまさにAそのものを参考文献に挙げたらどうなるだろう?という疑問が私の中に浮かんできました.つまり,論文の内容を再帰的に記述することはできるのかという疑問です.
こういう場合,「結論の根拠は自分自身である」という意味の文章ができあがるのでしょう.それは可能でしょうか.もし書けたとしたらそれはどんな内容でしょう.同様に,互いに参照し合う2編の論文を同時に発表するとしたらそれはどんな内容でしょうか(相互再帰).
そんなことを考えつつ,自分の分は再帰的でも何でもない普通の発表で,1日を終えたのでした.
投稿者 | CASPAR003 |
投稿時刻 | 00:40 |
カテゴリー | 雑記 |
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記事へのリンク | http://www.caspar003.info/delta/archive/2011/10/27/0040.html |
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