杭と荷重の妄想
研究の話.
杭の支持力は杭の側面と地盤との摩擦による力である周面摩擦力と,地中に埋まった杭の先端が地盤から受ける反力である先端支持力によって支えられるということになっているのだけれど,本当にこの分類で良いのか?とふと疑問に思う.
機構的に力が杭体に伝わるときに,側面から入るのか,先端面から入るのかという分類は必要だけれど,杭を取り巻く荷重の共通項のまとめかたに別の視点があっても良いなと,ふと思った.例えば周面荷重も,先端荷重も最終的には地盤の歪みと言う形で地盤に伝達されていくのだから,その歪みの方向がどっちを向いてるかに注目してみるとか.
そんなことを思ったので,杭を取り巻く力を妄想して遊んでいる最中.こういうことを口に出すと「すでにそういうアイディアはあるよ.知らなかったの?」とか「なんて見当違いなこと考えているんだ」とか言われるのが怖いんだけど,黙っていても勘違いが治るわけではないのだし,思いつきはなるべく言ってみるようにします.
投稿者 | CASPAR003 |
投稿時刻 | 23:49 |
カテゴリー | 雑記 |
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記事へのリンク | http://www.caspar003.info/delta/archive/2011/11/21/2349.html |
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