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スイス旅行記2018 5日目 ツェルマット

スイス旅行記 4日目の続き.

ベルン → ツェルマット

2018年10月23日(火).本日の旅程はご覧の通り.3泊したベルンの宿を出て,今日は南部の山岳地帯にある町,ツェルマットを目指す.

本日の旅程(10月23日)

09:00.この旅は天候に恵まれており,今日も快晴.

宿からアルプスの山を望む
ベルン駅
走行中のRABe 514形

10:02.中継地点のフィスプ駅(Visp)に到着.

フィスプ駅

ここからツェルマット方面は鉄道が運休しており,フィスプ駅-ティーシュ駅(Täsch)間は代行バスでの運行とのこと.途中,線路の復旧工事を行っている横を通過した.代行バスと知って,今日はスケジュール通りには進みそうにないと覚悟していたのだが,驚いたことに,バスは定刻でティーシュ駅発の列車に接続した.

代行バスでも同じダイヤで走れる路線が,バス転換されずに鉄道として存続しているのは,国鉄という組織と,政策があってこそという感じがする.(ただシーズン的に氷河特急など主要観光列車が運休する時期だったので,運休は計画的なものかもしれない.)

代行バスから撮影 右は並走する鉄道路線

11:10頃.ティーシュ駅で鉄道に乗り継ぎ,一駅でツェルマット駅(Zermatt)に到着.この日の宿,テスタグリジアにチェックイン.すでに,マッターホルンの雄大な姿が目の前まで迫っていた.

ホテルから見たマッターホルン

ゴルナーグラート

13:30.宿に荷物を置き,再出発.ゴルナーグラート鉄道に乗り換え,登山列車で山頂のゴルナーグラート駅(Gornergrat)を目指す.なおチケットは山頂まで往復98 CHFとなかなかの価格設定.スイストラベルパスを提示すると半額.

ゴルナーグラート鉄道
山頂までの往復券 磁気カード式 持ち帰り可

14:10.代行バスで走ってきた谷を見下ろしながら急勾配を登ってゆき,40分程で山頂のゴルナーグラート駅に到着.

マッタータル溪谷
ゴルナーグラート

振り返ればマッターホルンと氷河の絶景.

ゴルナーグラートから見たマッターホルン (1)
氷河
ゴルナーグラート鉄道とマッターホルン (1)
ゴルナーグラート鉄道とマッターホルン (2)
ゴルナーグラートから見たマッターホルン (2)
賽の河原的な積石があったので登った
ゴルナーグラート鉄道の車両

列車は30分間隔のダイヤで,来た列車に乗って帰ると頂上での滞在時間は20分.1本見送ると滞在時間は50分といった具合になる.今回は,1本見送って50分ほど楽しんだ.

ツェルマット

16:15.ツェルマットに戻って観光.夕焼けのマッターホルンを狙ってみた.

すずめ
マッターホルン

19:00.日も落ちたところで夕飯,Stadelというお店に入った.メニュー表ではフォンデュしか読めず,何フォンデュかわからないまま注文するとオイルフォンデュが出てきた.油の入った壺で肉を素揚げし,ソースを付けて食べる.食べごたえもあって美味しかった.こちらが日本人とみて,食べ方を教えてくれたり,米料理をすすめてもらえたりと,店の人には気を使っていただけた.対応には感謝したい.

オイルフォンデュの肉
オイルフォンデュの壺
オイルフォンデュのソース

22:00.ホテルのバルコニーが貸し切り状態だったので,マッターホルンと月のタイムラプス動画を撮影してみた.シャッターを切り続けながら本日は就寝.

スイス旅行記 6日目に続く.