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スイス旅行記2018 7日目 ザンクト・ガレン

スイス旅行記 6日目の続き.

チューリッヒ → ザンクト・ガレン

2018年10月25日(木).本日の旅程はご覧の通り.午前中にスイス東部の町,ザンクト・ガレンへ行き,午後からチューリッヒを観光.

本日の旅程(10月24日)

8:30.チューリッヒ中央駅(Zürich HB)から列車に乗り,ザンクト・ガレン駅(St. Gallen)を目指す.相変わらずの好天,とそこに伸びる飛行機雲.

車窓 (1)
車窓 (2)

10:00.ザンクト・ガレン駅に到着.駅の大きなスイス鉄道時計が目を引く.

ザンクト・ガレン駅舎

ザンクト・ガレン修道院

10:20.世界遺産のザンクト・ガレン修道院へ.教会系建築にしては珍しく,建屋内も写真を撮らせてもらえた.入館料も特になし.

ザンクト・ガレン修道院
ザンクト・ガレン修道院を見るおきつね(友達)
ザンクト・ガレン修道院 内観

ここは街を歩くだけでも楽しい.

修道院周辺の街並み

ホイールクレーンだが,展開した姿はタワークレーン.

作業中のクレーン

刺繍博物館

12:20.こいつは刺繍博物館で見た刺繍を量産する機械.左側の針のついたアームが操作盤で指示した位置に移動し,刺繍を縫っていく.電子制御ではなく,入力から出力までが全て滑車と梃子でできた機械制御.重厚な機械が精細な刺繍を縫い上げていく様は見事.

刺繍機械

ザンクト・ガレン → チューリッヒ

13:00.半日経ったところで,チューリッヒに向けて出発.列車を使った長距離移動はこれで最後なので,旅の思い出に1等車に乗ってみた.2等のスイスパスを持っている場合は,窓口で1等車に乗りたい旨を伝え,差額を払ってきっぷを買う.お値段は12 CHF.値段やサービスはグリーン車に近い.

たまたま乗り込んだ車両にあった6人がけのコンパートメント席に着席.2人旅なのだから2人がけの席に行けばよかった.1等車は乗客もまばらで空席が目立つ,間仕切りがしっかりしていることもあり車内は静かで快適であった.昼食を食べつつチューリッヒへ.

1等車の6人がけコンパートメント席
昼食中

チューリッヒ

14:30.チューリッヒ中央駅に戻り,鉄道写真タイム.駅は地上ホームと地下ホームがあり,地上は頭端式,地下は通常の通過式になっている.写真は地上部.スイス最大の駅だけあって,ひっきりなしに発着する列車をずっと見ていられる.

数分に1度は列車が行き交う忙しい駅であるが,ホームの運用は流動的なようで,よく発着番線が変更になっていた.

チューリッヒ中央駅 (1)
チューリッヒ中央駅 (2)
チューリッヒ中央駅 (3)
チューリッヒ中央駅 (4)
チューリッヒ中央駅 (5)
チューリッヒ中央駅 (5)
チューリッヒ中央駅 (6)
筆者(列車を撮るのに夢中)

15:30.チューリッヒ市街のチョコレート屋,シュプリングリ(Sprüngli).1階が店舗,2階がカフェになっておりチョコレートを楽しめる.ここは有名なお店なので,お土産を買いに来るのもおすすめだ.

シュプリングリ

チューリッヒ市街を散歩.路地も良い.

チューリッヒの路地

チューリッヒには高い尖塔を持つ教会が2つ.これはその一つ,グロスミュンスター.橋の奥の方がチューリッヒ湖.

グロスミュンスター

17:45.日も暮れてきて,再びチューリッヒ中央駅.石造りの風格ある建物.駅前は自動車とトラムが行き交う.

チューリッヒ中央駅
チューリッヒの夕暮れ

埋設管を作っていた.山留めはこれで良いのだろうか?

18:40.夕食はツム・クロプフ(Zum Kropf).注文したのはゲシュネッツェルテスという郷土料理で,ハッシュドポテトと羊肉のクリームシチューをあわせたもの.美味しいので,チューリッヒで夕飯をお探しの人は候補に入れても良いだろう.ちなみに,店内は3G,4Gとも電波が届かなかった.いざメニューが出てきてGoogle翻訳にかけようとしたら,ネットが使えなかったのは苦い思い出.

ツム・クロプフのゲシュネッツェルテス

明日はいよいよ,スイスを出国.長かったようなあっという間だったような.

スイス旅行記 8日目に続く.