【雑記】芸術的な料理の世界
洞爺湖サミット関連のニュースで「各国首脳には地元北海道の食材をふんだんに使った料理がふるまわれます」
とか言っているのを見た。
ウニをペースト状にしてパンに塗ったサンドイッチとか、主成分はカニみそだというココアみたいに茶褐色のスープとかが出てた。
そんな高いもん食ったことないながら「そのまま食った方が美味そうなのに…」
とか思って見ていた。
なんでも、1年前から一流のシェフが集って考え抜いたメニューなんだとか。
僕らも学校の設計課題で「住宅メーカーの家を作ってるんじゃないんだからもっと自由にやってもいいんじゃない」
みたいなアドバイスをよくもらう。「定まった寸法で、よくある感じの部屋を作っても面白くないでしょ」
って。そういうアドバイスを受けて、学生はみな、壁をくねくね曲線にしてみたり、常識はずれに巨大なスカイデッキを設計してみたりするわけ。それに似てる気がした。
さんざんいじり倒した挙げ句、素材を生かしました。とか言っても、それはもはやこじつけの域に突入してたりするんじゃないかと。
そういうのはやっぱり好きになれないな。もちろんそういう試行錯誤のなかから、確かによい物が生まれることがあるのは知っているし、実際に今回洞爺湖でふるまわれた料理も美味いんだろうけれども。
突出したアイディアで勝負するんじゃなくて、なんかもうちょっとこう、、アイディアよりも技術が光る作品を作る人たちの方が好きだな、と思った。
MiniDiary
言い訳
2-3行言い切って終わろうと思って書き出したら、思いの外長くなって最初と最後で雰囲気が変わってしまった。
【雑記】腕の良い職人さん
何か作品作りをしたいという気持ちはあるのだけれど、なかなか行動に結びつかない。CASPAR003です、こんばんは。
私のイメージする上手な職人さんというのは普段特に目立った目標のないときでも、数十分から数時間程度の小さな作品を作ってよく遊んでいます。そういう有意義なアイドリングがあるからこそ、何か目標が定まったときにすっとその世界に入り込んで全力投球できる。私もそんな人になりたいです。
メリハリを付けた生活を、とか言ってテスト1ヶ月前から趣味を断ったりする人がいるけど、そんな風にキッチリとONとOFFを切り替えられる人間なんていないと思うんですけどねぇ。そういう切り替えには絶対にロスが出るし、そのロスは思っている以上に大きいと思う。
縮小営業は良くても、断絶させてはいけない。そんな風に思ってます。
一仕事終えた後にご褒美がないと捗らない人は、食べ物とか買い物とか、エンジンがかかってなくてもできるご褒美にしてみてはどうでしょう。