cornellbox
2chでやってるCornellBox大会(参照1・参照2)が面白そうだったのでやってみました。Bモデルです。
ただし、公式ファイルがShadeではあまりに使いにくかったので公式ファイルをトレースしてシーンを自作しています。各部の寸法が微妙に違っている参考記録(時間も記録してなかったし)。
レンダリング時間は概算でイラディアンスキャッシュ無しが45分、有りが5分です(AthronXP2800+ですよ)。
イラディアンスグラディエントが結構良い感じに出てます。正面の棚みたいなところの明るさが全然違いますが、キャッシュ有りの方で概ね正しいんじゃないでしょうか。
Shadeの純粋パストレースは反射回数が増えたときに急速に暗くなる性質があるので、入り組んだ場所の明るさは信用できません。これは古くからある謎の現象の一つです。
逆にキャッシュを使った方は、壁と棚の交点や壁と天井の交点など、角の部分が暗くなる現象が綺麗に出ませんがこれはどうしようもないです。イラディアンスグラディエントが搭載されて、変なまだら模様は出なくなって、ぱっと見の印象は悪くないです。
お題にはもう一つ、Aモデルとして天井の穴から平行光線が入射するシーンがありましたが、これはパストレでは話になりません。代わりにフォトンマップが使えますが、開口部を狙ってフォトンを撃ってくれるわけではないので、無駄が多くてあまり実用的な結果になりません。僕はフォトンマップが下手なので、そのせいかもしれませんが。
一応、今回使用したモデル置いておきますね。cornel_2ch.zip。
投稿者 | CASPAR003 |
投稿時刻 | 22:46 |
カテゴリー | Shade |
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記事へのリンク | http://www.caspar003.info/delta/archive/2009/09/09/2246.html |
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