12月1日の日記
近頃のWindowsのライセンスの仕組みはよくわからない.このパソコンを改造したり新調したりするときにはOSも買い直す必要があるのか,その都度調べないとわからないし,調べてもややこしかったりする.
だが見方を変えてみると,ややこしいのはライセンスの仕組みではなく,私の考え方のほうではないか.私が購入したソフトウェアは,パソコンが古いとか新しいとかに関係なく私に使用権がある.しかし,そこには様々な例外があって,権利の移行ができない場合もある.そんな風に考えるから話がややこしくなる.原則はきっと以下のようなものだ.
「OSは実行されているパソコンに紐付いているので,パソコンを買い替えたらOSも新しく買い直す」
パソコンを買い換えるときには,新しいOSを買えというシンプルなルールだ.
原則をそう定めると,他のルールは,原則が適用できない場合のマニアックなのものになる.例えば,パソコンは分解してパーツごとに交換ができるので,改造後のパソコンは改造前のパソコンのパーツを「いくつか」変更しただけで,同じパソコンではないのか?パーツをどのくらい変更したら新しいパソコンになるのか?という哲学的な問答などだ.
ライセンスの仕組みを深く理解すべきかどうかは,私(あなた)がこういった疑問に踏み込むかどうかの問題ということになる.