>>Delta

レイトレーシングのクオリティ

2006年8月30日

レイトレーシングのクオリティ

レイトレーシングのクオリティは、高いほど仕上がりが良くなるのはわかるのですけれど、その時の気分で下手に高い値を入力すると、半日後くらいに後悔させられる魔のパラメータの1つです。こんなに時間かかると思わなかったよ… _| ̄|○ っていう(笑)。

そこであるシーンについて、レイトレーシングのクオリティを変化させたとき、レンダリング時間がどのように変化するかを調べてみました。結果は次の表と、グラフの通り。

クオリティ 時間(sec)
-10 3
0 3
10 15
20 28
30 52
40 103
50 209
60 425
70 841
80 1717
90 3410
100 5995
110 5885
  • レイトレーシングのクオリティとレンダリング時間

まさか対数目盛にお世話になるとは思いませんでした。恐ろしいです。

クオリティ"0"がちょっと仲間はずれ気味ですが、2-3回やって同じ値だったので間違いではないようです。0は(時間に関しては)信用なりませんが、一応、画像は得られますので、このスピードを生かしてテストレンダリングを全部クオリティ"0"で行うのもアリかもしれません。

そして、クオリティ"10"以上については、クオリティが10上がる毎にレンダリング時間が倍になるようです。レイの本数が丁度倍になってるんでしょうかね。クオリティ"10"にて最終テストを行っておけば、本レンダリングの終了時刻をそれなりの精度で予測することが可能になります

仕上がりの時間が予め予測できるっていうのは、精神衛生上大変よろしいことだとおもいます。皆さんも是非、本レンダリングの前にクオリティ"10"でテストを1つしてみてはいかがでしょうか。

ちなみに、「クオリティ"100"以上も効果があるらしい」との俗説を耳にしたので、-10と110を試してみましたが、時間に反映されませんでした。どうやらガセのようです。でも、どーせ変わらないのなら、100でやるかわりにプラシーボ効果をねらって景気よく150とか入れとくといいかも。

投稿者 CASPAR003
投稿時刻 18:08
カテゴリー Shade
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記事へのリンク http://www.caspar003.info/delta/archive/2006/08/30/1808.html
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