大事なのは趣味
仕事と趣味のどちらが大事かと聞かれたら、私は趣味だと答えると思います。と、これだけ言うと人生の先輩たるおじちゃん達から「どーせお前もニートってやつになるんだろ?これだから近頃の若者は…。」
という声がため息混じりに聞こえてきそうです。
変な言い方をすれば、私は人間というのは“遊ぶ金ほしさ”に仕事をするのだと思っています。するとまた「遊ぶことばっかり考えてるようじゃダメだよ。人生はそんな甘いもんじゃないよ。」
と先輩方の声が聞こえてきます。
私は別に「趣味のためなら仕事をサボるぞ」と言っているのではありません。仕事はしなきゃ食っていけません。しかし、大事なのは食べることの方であり、稼ぐことではないと言いたいのです。趣味を全て失って、仕事だけに打ち込むような生活は大変な時間の浪費だとは思いませんか。趣味ばかりで生きていくことは不可能だけれど、趣味なくして生きていくことは無意味である。そのように思うのです。
主と従を取り違えてはいけない。私は「今日もお勤めご苦労様です。」そういう考えで人と接するのが正常なのだと思うのです。働いている人を特殊な状態と見なす。「働いてて当然、アンタ社会人だろ?」みたいに言うようにはなりたくない、冒頭の言葉の意味はそういうことです。仕事は必要だけれど、やっぱりオフの時間の方が大事なのです。
補足: 別にみんなが嫌々仕事をやってると思っている訳ではありません。楽しいことも嫌なことも含めて仕事です。とはいえやはり、家庭とか趣味とかいうプライベートな部分を支えるために頑張っているという点で、仕事中はその人のニュートラルな状態とはちょっと異なると見ています。なのだから、異なっているのが普通だとする考え方は変だろう、というのが今日のお話しでした。
投稿者 | CASPAR003 |
投稿時刻 | 20:33 |
カテゴリー | 主張 |
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記事へのリンク | http://www.caspar003.info/delta/archive/2006/10/03/2033.html |
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- 中谷@無重力
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