線研ブックレット
その辺の人に聞くと「カスパってちょっとヲタっぽいよね。」
とか「ちょっとそっち方面は遠慮します。」
みたいな目で見られるわりに、ヲタクな方々に混じると「カスパさんなんか全然普通じゃないですかー。はははっ。」
って言われます。どっちのグループにも入れてもらえず寂しい思いをしている CASPAR003 です、こんばんは。
扱いが逆だったら“上手く場に順応できる人”なんですけどねぇ。困ったものです。
さて。無重力の中谷さんが中心になってるブロガーサークル、ブログ同盟線研の冊子が C71 にて配布される予定です。
- 日時: コミケ3日目 [12/31]
- 場所: 東S-37a
- 団体: ブログ同盟線研
- 配布: 線研ブックレット
- 概要: ブロガーの皆様から記事を頂いて作ったサブカル評論本です。150部発行、無償配布します。
今回は裏表紙のみの参加です。裏表紙のデザインを担当させていただきました。
実はテスト印刷とかしないで提出してしまったので、仕上がったときにどんな感じになるのか私もよく知りません。私の期待通りの仕上がりにならなかったり、皆さんの期待に応えられなかったりしそうで怖いです。
明日、コミケに足を運ばれる読者の方がいましたら“ブログ同盟線研: 線研ブックレット”をどうぞよろしくお願いします。
今回は自分のこと書くスペースが無かったのでここで制作後記的なことをこの場に書いてみようと思います。
普段、どんなCG描いてるか、具体的なことは暇なときにうちの Shade カテゴリをご覧になっていただけるとわかるかと思いますが、写真的(写実的)な CG を目標に制作を行っています。今回の裏表紙では、単にイラスト風のシーンではなく、普段やっているフォトリアルCGを盛り込みたいというのが希望でした。試行錯誤してなんとか詰め込んだので、仕上がりが良かれ悪かれ一番見て欲しいところです。
3DCG ってやってる人も少ないし、2Dの人みたいに絵を送ったり貰ったりも盛んではないので、あまり目立たない趣味なんですが、私の絵で少しでも 3DCG に興味を持っていただけたら、と。これは 2D の人も同じだと思うんですが、想像を形にできるって楽しいですよ。フォトリアルCGの持っている、2D絵的な想像から作品を作る楽しさと、写真的な自然や物理法則の美しさを CG を描いたことのない人にも感じてもらえたら嬉しいです。
もうひとつ別の話を。やっぱり裏表紙っぽい配置って実際の本とか見て研究するんですけど、裏表紙に特徴的なイラストレーションがある本ってあまりないですよね。裏表をはっきりさせる意味でも裏表紙が自己主張しちゃいかんのだと思います。
そこまでわかっていても“裏表紙担当”として仕事を頂くと、そこで自分を表現したくなってしまって、「いかんいかん、あくまで裏表紙なんだ。」
と暴走する自分を必死で押さえ込んで作っていました。十分に派手な仕上がりですが、一応そんなところも気をつかったんですよ、ということで時間があったら気にしながら眺めてみてくださいな。
C70 の 線研彙報 に続いて、2度目の参加でしたが今回も本当に楽しく仕事が出来ました。指揮を執ってくださった中谷さん、表紙のイラストを描いてくださったむにゅさん、並びにライターの皆さん、本当にありがとうございました。
投稿者 | CASPAR003 |
投稿時刻 | 21:49 |
カテゴリー | 雑記 |
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記事へのリンク | http://www.caspar003.info/delta/archive/2006/12/30/2149.html |
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- 中谷@無重力
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