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線研シリーズの本の裏表紙をまた描けるらしい

2007年6月14日

線研シリーズの本の裏表紙をまた描けるらしい

今年も中谷さんとこで作るコミケ配布冊子の裏表紙を描かせてもらえることになりました。アニメブロガーが各自のブログからコミケ用に記事を書き下ろして寄せ集めたような本。今回もこの路線に変更は無しと聞いています。

そういう本なんだけど…。たまに気がつけばアリッサアリッサ言ったり、アリスのSS貼りまくったり、銀の登場回数が少ないとごねたりしてるだけで、私って“アニメブロガー”じゃないよね。というのは毎回思いつつも、こうして半年に一度、配布冊子の制作スタッフに数えてもらえるのは嬉しい限りです。

1回目はよくわからんけど作った。2回目はちょっと変なことをやってみようと思ってやった。3回目はどうしよう。そろそろ裏表紙で評価が得られるような何かを、とは思いますがどうなることやら。また依頼来るかな、来ると良いな、とか思いつつ最近は本屋に行くと目に付いた本の裏表紙をチェックするクセが染みついてしまっています

裏表紙ってそっけないよね。普通はさ。

裏表紙ってできるだけ地味に作るもんです。マクドナルドの社員通用門に電飾がついてたら誰だって奇妙がります。読み手に「入り口はこっちです。こっから読んでください」って言うためには立派な表紙と地味な裏表紙は言葉どおり表裏一体なわけでやっぱり裏表紙としてやって良いことを超えないというのは大きな制約。

一方で裏表紙に何も書いてない本ってのも少なくて、シンボルマークとか、タイトルロゴとかが入っていたり、大抵は表紙と一体のカラーリングによって裏に伏せて置かれてもそれがなんの本か見分けが付くようにできています。これも大事な要素。

あと、表紙って非常に煩雑で個性を出してくるけれど、裏表紙ってのは必ずISBNコードとバーコードが付いていて、定型的なフォーマットを持っています。このフォーマットがあって初めて“本に見える”というのはこの仕事もらったときから考えていて、前回前々回の本にも偽バーコードがご丁寧にも付けてあるのは、ただの書類やパンフレットと本との境界線を引いている気分にもなっていたりとか。

まぁ、そんなこと考えながら作ってます。中谷さんが、皆さんが、気持ちよくこの本を配布できるように、そして皆さんに気持ちよく読んでいただけるように精一杯頑張りますのでどうぞよろしくお願いいたします。

以上一応、冊子の宣伝をしたつもりで。

投稿者 CASPAR003
投稿時刻 23:14
カテゴリー 雑記
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記事へのリンク http://www.caspar003.info/delta/archive/2007/06/14/2314.html
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