責任
その昔、ライン工とか配達のアルバイトをしていた頃は、誰でも出来るような仕事をするのがとてもつらいと感じていました。こんなの今日僕が突然「辞めます」って言っても、その日は誰かが困るかもしれないけれど、3日もすれば何事もなかったかのように仕事は回るだろう。もっと人に必要とされている、「カスパ君に」と指名で仕事が来るような仕事をしたいとずっと思ってきました。
そんなこともあって、今はWebページ関係のコーディングとか一部サーバーの保守とをかやっています。世間から見ればまだまだ換えはいくらでもいる仕事だけれど、一応はコーディングの専門技能を買われてお金をもらってる。サーバーの中身やファイル同士の関係を把握しているのは僕なので、何も言わずに僕が居なくなったらきっと周りのみんなは困るだろう。
「誰でも出来る仕事」から一歩前進できた気がして、今の仕事をもらえたときは本当に嬉しかった。実際やっていても自分の苦労して考え出したコードが世に出て行く感覚は気持ちが良いです。
でも実際やってみるとそういう幸せなことばかりじゃないことにも気がつきました。僕にしかできない仕事であるが故に、僕の作業がどんなに遅れても誰にも助けてもらえない恐怖。自分の仕事に責任を持つことへのプレッシャー。そうしたものを今まさに身をもって感じます。
すみません、作業が遅れていて間に合いません。という言葉の次に帰ってくる「いつまでに出来ますか?」という言葉が怖くてたまらない。
投稿者 | CASPAR003 |
投稿時刻 | 23:26 |
カテゴリー | 雑記 |
コメント | 0 件 |
トラックバック | 0 件 |
記事へのリンク | http://www.caspar003.info/delta/archive/2009/06/13/2326.html |
コメント
- 投稿者
トラックバック
- トラックバック