続・拡散面の反射がおかしい気がする件
内容に誤りがあります(再検討中 2009-08-05)
前回の続き。やはりShadeの拡散反射は暗すぎます。
- サンプルシーン[zip/123KB]
以下解説
2枚の円盤と平行投影のカメラのシーンです。
無限遠光源や背景を全て0にし、円盤Bを発光で明るさ1に固定します。この状態でカメラから円盤Aをレンダリングすると円盤Aの色は
- 2次レイがBに当たって明るさ1の明るい点になる
- 2次レイが背景に飛び去って明るさ0の暗い点になる
の2択となるはずですが、やってみるとなぜか明るい点の明るさが0.60498046875になります。一方でAの材質を鏡面に取り替えてみると、ちゃんと明るさ1の円盤が写り込みます。よっておかしいのはディフューズの間接光だけです。
この問題は間接光の明るさに1.652946くらいを入力すると解決します。
ついでにもう一つ気がつきましたが、Shadeでは同じシーンをレンダリングすると全く同じ画像が出てきます。つまり乱数は種が固定されていて何度やっても同じ数列が出てくるようになっています。
同じシーンを2回レンダリングして足し合わせればノイズが減ると思っていましたが、そう言う小細工はできないみたいです。ってか決め打ちなんだったら種くらい選ばせて欲しい_| ̄|○。
投稿者 | CASPAR003 |
投稿時刻 | 21:32 |
カテゴリー | Shade |
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記事へのリンク | http://www.caspar003.info/delta/archive/2009/08/03/2132.html |
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