今朝の夢の話: 両親が消えた日
今朝、両親が消える夢を見た。
(夢の話なので話半分に聞いていただくとして、印象に残ったので僕自身の日記として記録しておきます)
きっかけは自分が靴を忘れてきたことだった。そこは入り口で脱いだ靴を持って出口まで行かなければならない施設だったのだが、脱いだくつをそのまま入り口に置き忘れてしまったのだ。両親は私の代わりに靴を取ってくると言っていなくなった。私は靴を持っていないのでそこから動くことができない。多くの人が行き交う中でただ座って待った。長くても5分もあれば戻ってくる両親はなかなか戻ってこなかった。
待ち続ける間にいろいろなことが起こった。大地震に見舞われたり、銃撃戦に巻き込まれたり(←このあたりは夢っぽい急展開)。
その度にけが人が出て、僕も皆を助けたり、あるいは皆に助けてもらったりした。「無事で良かった」と声をかけてあげることもあったし、同じような言葉を人からもらうこともあった。
友人がやってきて声をかけてくれた。「○○とは連絡が取れたから大丈夫」とか「××はだめかもしれない」とか安否の情報を交換した。僕も彼の持ってる生存者リストに加えてもらった。
先ほどまでたくさんの人たちがいたこの場所もだんだんと人がまばらになってきた。私は自分がどうしてこの場所にいるのか(両親を待っているのです)を思い出して、数mではあったけれど離れてしまった待ち合わせ場所に戻ってまた座って待つことにした。
横に若い女性が一人やってきて座った。待つのにも疲れてきたし、気を紛らわせたかったので話しかけてみた。両親が靴を取りに戻ったのを待っている、けれども両親の身に何かあったようで戻ってこないのだと話した。けれども女性は僕の話なんかあまり聞いてない風に、違う話をし出した。彼氏の話だった。
彼氏はどんな人だとか、その性格を表すエピソードをいくつか聞いた気がするけれど細かいところは覚えていない。話の最後はそんな彼氏とつい最近結婚することになったということだった。幸せな話はうらやましかった。
日が暮れてきたので帰ることにした。靴は相変わらずなかったけれど、家までは歩いて10分くらい。帰ろうと思えば帰ることはできる。僕は女性に「もう行きます」と告げて立ち上がった。女性は何も言わず優しく、少し悲しい顔でにこちらを見ていた。社交辞令で「お幸せに」とだけ言ってその場を去ったが、少し歩いて、あの人も僕と同じでその彼氏の帰りをずっと待っていたのかもしれないと思った。話がどうもかみ合わなかったのはお互い自分の事しか頭になかったせいかもしれないな、と。
家々には明かりが灯り始めていた。両親は今どこにいるのだろう、もしかして僕を迎えにくるのを忘れて家に先に帰っているかもしれない。扉を開けたら夕飯が食卓の上に並んでいるのかもしれない。あり得ない想像をしながら歩いた。
家が見えてきた。今朝3人で一緒に家を出たときに乗っていった車は無いままだった(車庫はないので遠くからでも車の有無がわかる)。そして僕は窓に明かり一つ無い、静まりかえった自分の家の前にたどり着いた。
ここで終わりです。何ともいやな夢でした。
投稿者 | CASPAR003 |
投稿時刻 | 08:15 |
カテゴリー | 雑記 |
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