研究室の仲間だと思っていた
>>Delta的にはかなり長めの記事ですが…。先日、「うつ」にかかった研究室メンバ(以下A君)のはなし。
共同で研究してた人(以下B君)が先生との打ち合わせを終えて帰ってきたので、どんな話をしたのか、研究の進み具合はどうなのかいろいろ聞いていたんですよ。そうしたら、打ち合わせのときに先生が「Aが復帰したら温かく迎えてやってくれ」
みたいなことをB君に言ったらしい。
卒業するにはどうしても卒論発表会に出席しなきゃならないので、先生はA君を形だけでも立って喋らせてあげたいみたい。幸いにしてペアの研究なのでもう一人が頑張れば何とか研究は形になる。だからスクリプトまで用意して、A君は舞台に立ってそれを読み上げれば良いだけ、というところまでセッティングしてあげようというのが先生の思惑。
そんなものだから先生はここ数日、B君に殆ど付きっきりだし、他のメンバーも先生の考えを理解しているから、2人分の研究を背負うことになったB君を皆で手分けして支援してきた。
そんな中で、先生との打ち合わせを終えて帰ってきたB君が「温かく迎えてやれってさ」
と嫌そうに言ったこと、「Aを卒業できるように支えてやるのが俺らの仕事だろう?」
という僕の言葉に「今はそんな気分になれないね」
と言い放ったB君の言動にはショックだった。
実力はB君の方がA君より上だと僕も思う。今までさんざんお勉強が苦手なA君を引っ張ってきて、最後の最後にA君が倒れて結局自分のところに2人分の研究が残った、その悔しさと疲労感は酌んであげるべきであると思う。それでも、もし先にB君が倒れていたら、A君はきみのために必死になってくれたと思うんだよな。B君の放った薄情な言葉は僕にはどうしても許せなかった。
もう明日からB君のために研究の手伝いはしたくはない。けれどここでB君を見放したらA君までも一緒に見放すことになってしまう。嫌だ。ここでB君を見放してAB共倒れなんて事態は、絶対に起こしてはならない。そんな葛藤の中に、いま居ます。
投稿者 | CASPAR003 |
投稿時刻 | 23:46 |
カテゴリー | 雑記 |
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