答案用紙の美しさ
先生のお手伝いで学生が解いた演習問題のチェックをしています。CASPAR003です、こんばんは。
自分が解いてるときは「授業でいつも使ってる記号だし、省略して良いでしょ」とか「とりあえず答え出てれば良いじゃない」とか思っていたけれど、いざ採点する立場になってみると、適切な問題設定、適切な方程式、正しい解の3つが揃っていないと○はあげられないというのがよくわかる。
採点をしていると、式はあってるけど意味不な記号があるよ、とか式が微妙に間違ってるけどなぜか答えはあってるよ、という回答がたくさんあって後者の場合は友達のと見比べながら無理矢理つじつまを合わせようとしたのだと思いますが、そんなのがたくさん出てくる。あるところで、これは認められない、これはコメント付きで正解みたいな線引きをしなければならず、中途半端な回答の採点というものがいかに手間か、ようやっとわかりました。
素直で文句なしの正解という回答が出てくるとすごく気分が良いです。
もう誰かに○付けをしてもらう、なんて機会は多くない立場になってしまいましたが、綺麗な回答って大事だし、結構それ自体がアピールにもなる(この子は出来る子という印象を与えられる)ということが判ったので、今後は答案用紙の使い方も気を遣ってみようと思います。
あと、間違ってる人の答え写してくるのはやめて欲しい。明らかに個人の思い込みによる(あまり一般的ではない)間違いの指摘文を3枚も4枚も書くのは精神的に負担です。
投稿者 | CASPAR003 |
投稿時刻 | 22:32 |
カテゴリー | 雑記 |
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記事へのリンク | http://www.caspar003.info/delta/archive/2010/11/12/2232.html |
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