指数分布ランダムウォークを描いてみる
株や為替の値動きの確率分布は指数分布に近いですよ、という話を聞いたので試しに指数分布ランダムウォークをやってみました。オレンジの線がランダムウォーク、黄色が過去7サンプルの平均移動、赤が過去28サンプルの平均移動。
結構それっぽい線が描けています。
ところで、このグラフを眺めているとランダムウォークしているだけなのに、28平均ラインにタッチして反発する、いわゆる押し目のような動きが頻繁に現れるのが興味深いです。
株価では「上がりすぎ」「下がりすぎ」という人間の心理がこうした押し目を作る、というような解説を聞くことがあります。実際に押し目を待って、或いは狙って売買をする人がいる以上、人間の心が値段を動かしていることには違いないはずなのに、心はなくともランダムウォークだけでこうした形が頻繁に発生するというのは、なんだか不思議ですね。
以上、ぎざぎざグラフを眺めていたら面白かった話でした。
投稿者 | CASPAR003 |
投稿時刻 | 00:01 |
カテゴリー | 雑記 |
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記事へのリンク | http://www.caspar003.info/delta/archive/2010/12/14/0001.html |
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