エラーを吐きながら動き出すプログラム
研究室で使っている某FEMソフトが動かない.というか,ライセンスを更新したら動かなくなった.僕が直接関わる事ではないのだけれど,気になるので当事者の横に行って一緒に考えてきました.
話によれば,ライセンスの更新と同時に,認証手続きが複雑になったことがそもそもの原因のようです.更新によって,オンライン認証時にOSであるWindowsのプロダクトIDまでチェックする仕様が導入されたものの,そのIDがちゃんと取れていないらしい.ソフトが終了したときのログの最後の行は「プロダクトIDの取得に失敗しました」になっていた.
同じ操作を他のマシンで試すとそちらでは正しく使えるので,ソフトそのものは動かないわけではないみたい.
ということはローカルの問題か.ウイルス対策ソフトを切ってみたり,起動に失敗しているサービスがないかチェックしたり,UACを切ってみたりあちこちいじってはログとにらめっこ.すること4時間.
並列計算を切ってみようなどと,まるでライセンス管理とは関係なさそうなところまで手を入れてみるも,症状変わらず.やっぱりダメだねと言って並列計算のチェックを入れ直し,再度試したらなんと動いてしまった.
「どこか変更したっけ」いいや,なんにも.何が起きたかわからない2人.ログには相変わらず「プロダクトIDの取得に失敗しました」の文字が残っている.「でも…,どう見ても動いてるよな,これ」.
それは正常な動作とは言えないものの,“動かない”という症状を再現できなくなった以上,それ以上何か追求することができず,もやもやしたまま2人とも帰宅.不安要素だけが残ってしまった1日.
投稿者 | CASPAR003 |
投稿時刻 | 00:27 |
カテゴリー | 雑記 |
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記事へのリンク | http://www.caspar003.info/delta/archive/2011/09/28/0027.html |
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